「可愛すぎるし…すごい」 超意外な特技にファン騒然…笑顔が魅力な“巨人の女神”
サブリーダー矢作明子さんの“意外な特技”と挑戦のワケ
東京ドームやジャイアンツ球場などで球場を盛り上げる巨人の公式マスコットガール「VENUS(ヴィーナス)」。Full-Countでは、勝利の女神として選手とともに日本一を目指すメンバーたちにインタビュー。初回に登場するサブリーダーの矢作明子さんはSNSで“意外な特技”の腹話術を披露し、絶賛を集めた。笑顔がトレードマークの巨人女神の“挑戦”に迫る。
球場を一変させる存在になりたいと思い、ヴィーナスを目指した。初めて観戦に行き、グラウンド上に出てきた“女神たち”を見たとき、「出てきた瞬間、温度が10度くらい上がったんですよ」と球場の雰囲気が一変すると共に、体感温度がぐっと上がる感覚があったと矢作さんは語ってくれた。
しかし志してから、合格までは葛藤があった。「6年間チアダンスをしてきて、ヴィーナスのダンススクールにも通ったのですが、最初は本当に自信がなくて……。自分なんかがヴィーナスになんてなれないとも思いましたが、挑戦だけはしてみようと思いました。だから、『合格です』と、電話がかかってきた時はボロボロ泣きました」。
今年度でヴィーナス3年目を迎える矢作さん。年次を重ねるにつれて、「これといった特技が私はなくて……」と感じることが増えた。とはいえサブリーダーになり「たくさんの人に知ってもらいたい」という気持ちがより溢れ、自分に何ができるのかを改めて考えたという。そこで「小さいお子さんにもより興味を持ってもらえるかな」と、新しく挑んだのが腹話術だった。
「家でやってみたら案外できて(笑)」。意外にも思えた“新特技”を実際にインスタグラムで披露すると、「可愛い上に上手過ぎ!」「可愛すぎて見ながらニヤニヤしてしまいました」「パート2待ってます!」と絶賛の声があがった。矢作さんは、その喜びを語ると共に、「実は、(腹話術人形の)ユニホームと帽子はジャイアンツショップで買って着させました(笑)」と裏話も話してくれた。試合前に行われるステージイベントの「ジャイアンツスクエア」では“無茶振り”に応えて、ジャビット君の人形で腹話術をしたことも。子どもたちや、インスタを見たファンからも大きな反響があった。
声出し応援解禁でさらに増した“喜び”
ヴィーナスに入った時から“応援は心の中で”というスタイルが続いたが、3年目にしてようやく解禁された声出し応援。トレードマークの“明子スマイル”で球場の雰囲気を明るくする矢作さん。球場でのパフォーマンスでは特に、1人を複数人が高い位置で支える技「スタンツ」を見てほしいと話す。「どんどんお客さんとの距離が近くなってきて、歓声が嬉しいんです」。声出し解禁であがるようになった“声援”が、さらに喜びを増大させる。
3年目になるとはいえ、何度パフォーマンスをしても一度も慣れることはない。「(グラウンドに出るたびに)ウルウルしてしまいます。ジャイアンツが日本一になって、球場がオレンジ色に染まった東京ドームで最高のパフォーマンスがしたい」。真剣な眼差しで目標を語った矢作さんの挑戦は、まだまだ続く。