「育成新人ってマジ?」 奪三振率12.86…最多安打男も腰砕けの“魔球”が「落ちすぎ」
中日の松山が急激に落ちるフォークで佐野を空振り三振に仕留めた
■DeNA 3ー2 中日(2日・横浜)
中日の育成出身新人・松山晋也投手が投じる“魔球”が注目を集めている。首位打者1度、昨季は最多安打のタイトルを獲得した好打者が腰くだけになるほどの急速落下に、ファンは「スピードもあるし、落ちすぎやろ」「エグすぎる」「こんなバケモンがなぜ育成まで残っていたのか」と驚いている。
2日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦の7回から3番手で登板。先頭の桑原に四球を与え、犠打で二塁に進まれ得点圏に走者を背負ったが、京田を二ゴロ、最後は佐野に対してこの日最速153キロなど直球5球で追い込み、最後は139キロで外角低めに落ちるフォークで空振り三振を奪った。あまりの落差に佐野はついていけず体勢を崩し、松山は気迫の雄たけびをあげた。
育成ドラフト1位で入団し、6月に支配下登録を勝ち取った23歳は、ここまで7試合の登板で奪三振率12.86を誇る。「DAZN」公式ツイッターが佐野から三振を奪った1球を公開すると「すごいフォークやね」「お化けフォークやん」「このピッチャーが育成ルーキーってマジぃ?」「これが育成ってほんとすごい」「このピッチャーまじ良い」「この子マジでバケそう」といったコメントが寄せられた。