“野戦病院”だったエ軍で奮起できずFAに 打撃不振の32歳…元球宴野手が新天地へ
ラムは2016年に29本塁打、2017年には30本塁打を記録
エンゼルスは2日(日本時間3日)、ジェイク・ラム内野手をリリースしたと発表した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によれば1日(同2日)に、ロースターから外して事実上の戦力外(DFA)となっていた。ラムは今季メジャーで19試合に出場し、打率.216、2本塁打、5打点と思うような成績を残せていなかった。
今季のエンゼルスは内野手の故障者が続出。ラムにはバックアップとしての役割が期待されていたものの、同サイトは「限られた出場時間の中でいい打撃ができなかった」と指摘し、DFAの措置がとられたことに言及した。
ダイヤモンドバックス時代の2016年に29本塁打、2017年にも30発を放って球宴にも選出されたこともあるラムは、2022年12月にエンゼルスにマイナー契約で加入。今季開幕前日の3月29日(同30日)にメジャー契約を勝ち取った。開幕戦にスタメン出場したものの、結果を残せずに5月11日(同12日)にオプションでマイナーに降格。
3Aでは打率.317、5本塁打、OPS.945と好調を維持していながらも、メジャー再昇格を果たすことができずリリースされれた。32歳の元球宴外野手は、新天地で再び躍動できるか注目が集まる。
(Full-Count編集部)