大谷翔平を見逃すな! 敵将も連日の躍動に驚愕「ホットドッグを買いに行ってはダメ」
パドレスのメルビン監督が大谷について語る
■パドレス ー エンゼルス(日本時間4日・サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・パドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場する。試合前にはパドレスのボブ・メルビン監督が大谷について称賛。「彼の活躍には驚いている」と目を見開いた。
2021年までエンゼルスと同地区のアスレチックスで指揮官を務めていた事もあって、報道陣から質問が飛んだ。別リーグのパドレスに移籍して大谷との対戦が減ったことについては「対戦がないことはいいことだね」と語り報道陣を笑わせた。
大谷は6月絶好調で、日本選手と球団の月間最多記録となる15本塁打。打率.394の好成績で、週間MVPと月間MVPの受賞も発表された。「彼の活躍には驚いている。どんなスポーツと比較しても、彼は唯一無二の存在だ。打撃指標を見るとわかると思うけど、左右(の投手)相手にOPSは1.000を超えている」と敵将も称賛するしかなかった。
両リーグトップの本塁打数を記録しながら、投手としてもここまで7勝を挙げている。5日(同6日)には今季17試合目のマウンドに上がる。メルビン監督は「(野球人であれば)彼がマウンドに上がると、必ず見ないといけない試合になる。ホットドッグを買いに行って、彼のプレーを見逃しては駄目だ。今の彼は、そんな選手だ。ファンが見れば素晴らしい選手だと感じるだろうし、楽しましてくれる存在でもある。毎年進化しているし、今は打撃好調だ」と賛辞を惜しまなかった。
(Full-Count編集部)