29億円野手が大谷翔平に“宣戦布告” 睨みで挑発「恐れずにシャッフルする」
パドレスのソトが“投手・大谷翔平”攻略に自信を示す
パドレスに在籍するフアン・ソト外野手が、エンゼルス・大谷翔平投手との対決を心待ちにしている。大谷は3日(日本時間4日)、今季初となるパドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場。4日(同5日)の第2戦では、先発投手として敵地マウンドに上がる。
24歳のソトは今季年俸2300万ドル(約29億4000万円)のリーグを代表する選手。今季もここまで打率.277、15本塁打、46打点を記録。特筆すべきは驚異的な選球眼。今季両リーグトップの77四球を選んでおり、シーズン四球数は2年連続でメジャー最多を誇る。昨年はメジャー通算500四球を23歳の若さで達成した。
投手・大谷との対戦を控え、米メディア「トーキン・ベースボール」は、ソトの不敵な宣戦布告を報じた。6月、日本人最多3度目となる月間MVPを獲得した右腕に対して「全員が(大谷のことを)素晴らしい選手だと理解している」と敬意を示したうえで、「(大谷は)感心させられる成績だけど、明日はこの打線に苦戦するだろう。間違いない」とプライドをのぞかせた。
打席内で投手を睨み、両足を素早く出し迫る「ソトシャッフル」と名付けられたルーティンも「彼がマウンドに上がっても、私は恐れずに(遠慮なく)シャッフルをする」と宣言した。ソトは3日(同4日)の試合に「2番・左翼」でスタメン出場し1安打2四球。リーグ屈指の選球眼を誇る巧打者が投手・大谷を攻略するのか、明日の試合からも目が離せない。