大谷翔平が緊急降板「見たことがありません」 直前には不自然な暴投…地元放送局も心配
大谷翔平が右手中指の負傷の影響で緊急降板
■パドレス 8ー5 エンゼルス(日本時間5日・サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地・パドレス戦に「3番・投手」で投打同時出場するも、6回途中に右手中指の負傷で緊急降板した。大谷の予期せぬアクシデントに、地元放送局も心配を隠せなかった。
1点ビハインドの6回。大谷の真ん中に甘く入ったスイーパーをボガーツが捉え左越え2ランにすると、続くクロネンワースも真ん中低めのフォーシームを振り抜き、大谷は痛恨の2者連続弾を許した。続くサンチェスの打席では、初球が一塁方向へ大きく逸れ、その後右指を気にする仕草を見せて降板となった。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の解説マーク・グビザ氏は「こんなところに投げるショウヘイは見たことありません。マメができた指に、違和感を覚えているのがわかります」と大谷の異常事態を告げると「彼は、(速球の他に)素晴らしい変化球を持っているので、感触はとても大事です。本人は、中指を指しています」と、大谷の右手中指を気遣うコメントを並べ、マウンドをあとにする右腕を心配そうに見守った。
その後、球団が大谷の降板について、右手中指の負傷によるものと説明。大谷の前半戦ラスト登板は、6回途中7安打5失点で今季4敗目。今季17度目の二刀流を勝利で飾ることができなかった。
(Full-Count編集部)