大谷翔平が「痛がっていた」 右手中指負傷で6回に急変…ネビン監督が心配
6回に2者連続被弾から“大暴投”→指先を気にする仕草
■パドレス 8ー5 エンゼルス(日本時間5日・サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのパドレス戦に先発し、6回途中7安打5失点で今季4敗目を喫した。球団によると右手中指の負傷で降板。9回に代打を送ったことについて、フィル・ネビン監督は試合後「(爪とマメの影響で)痛がっていたことはわかっていた」と語った。
6回だった。先頭・マチャドを右前打で出すと、続くボガーツに左越え2ランを被弾した。さらにクロネンワースには右中間ソロを献上。まさかの2者連続弾を許した。続くサンチェスへの初球は大きく外れて捕手もキャッチできず。大谷はマウンド上で指先を見つめ、そのまま降板となった。
この日は「3番・投手」で投打同時出場。打者としては3打数無安打で9回の第4打席で代打を送られて途中交代となった。指揮官は「6回に入って素晴らしい投球とは言えないピッチングだった。投げる前に私たちは話したけど、(指の状態は)問題ないと言っていた。でも投げてみたら、違和感があったのかもしれない」と説明した。
代打については、大量ビハインドであった状況も踏まえつつ「左投げとの対戦だったから、『ジョー(アデル)を代打として起用する』と言った」と強調。指の詳しい状態については「それは本人に聞いてみないとわからない」と言葉を濁した上で「でも爪が割れていたから、指の側部の皮に影響したのかもしれない」との見方を示した。
(Full-Count編集部)