大谷翔平、球宴リアル二刀流を断念「ちょっと無理」 右手中指負傷…HRダービーも不参加

試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

右手中指の負傷で6回途中降板

■パドレス 8ー5 エンゼルス(日本時間5日・サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地・パドレス戦で4敗目を喫した。「3番・投手」で投打同時出場も、右手中指の爪とマメの影響で6回途中5失点で降板。試合後には投打で選出されている11日(同12日)のオールスター戦(シアトル)についても言及。「ピッチングは今日で厳しくなったんじゃないかと思うので、出られるところでなるべく出たい」と、登板を回避する考えを示した。

 先発野手を選ぶファンによる1次投票ではア・リーグ指名打者部門でリーグ最多となる264万6307票を獲得。DHでの先発出場を決めていた。さらにア・リーグ先発投手部門でも選手間投票5位となり、3年連続で“二刀流選出”されていた。「投げない方向でいくとは(思います)。ちょっと無理なので」と厳しい表情で語った。

 注目されていたホームランダービーの出場についても「ダービーも出られないですかね。今日の感じだと」と、不参加となる意向を示した。シアトルでの球宴は打者専念。勝負の後半戦に備える。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY