千賀滉大、納得の前半戦締め「やりたいことできた」 渡米後最高の投球を導いた“呼吸”
前半戦最終登板で快投
■メッツ 2ー1 Dバックス(日本時間6日・アリゾナ)
メッツの千賀滉大投手は5日(日本時間6日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、自己最長の8回を投げ12奪三振1失点で7勝目を挙げた。両軍無得点の7回にソロを浴びたが、味方が9回2死2ストライクから逆転し、前半戦最終戦を白星で飾った。「今日はやりたいことがそのままマウンドで表現できた。アルビー(アルバレス)との呼吸が合ってシンプルに投げることが出来た。いい登板だったかなと思います」と語った。
初回に2安打を浴びたが、併殺で切り抜け無失点。その後は6回まで1本の安打に抑え込んだ。7回に先頭のウォーカーにカットボールを左中間へ運ばれたが、以降は崩れず、計12個の三振を積み上げた。最速は99.0マイル(約159.3キロ)だった。
チームは9回2死まで追い込まれるも、アルバレスが起死回生の同点ソロ。カナが勝ち越しの適時三塁打を放って逆転に成功。ベンチの千賀も大興奮だった。「最高でした。こういうふうに勝っていけるチームなんだなと改めて思いました」と喜んだ。
前半戦は16試合に先発し7勝5敗、防御率3.31の成績で終えた。「大きな怪我なく回れていることが一番かなと思います。運用してくれている周りの方々に感謝したいですし、まだ半分あるので気を抜かないように生活したいなと思います」と振り返った。
(Full-Count編集部)