“大御所”が続々とMVPに賛同 大谷翔平の無双ぶりは「今まで以上に驚異的」
MLB公式記者「他の人間が誰もできなかった一連の快挙を成し遂げた」
エンゼルスの大谷翔平投手は、ここまで打者として31本塁打、投手として7勝をマークしている。シーズンも半分が過ぎたが、すでにMVPに推す声で溢れている。ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏はシーズン半ばのアワードとしてア・リーグMVPに大谷を選出し「既に(MVPの議論は)終わっている」と“確定”であることを述べた。
米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の名物記者トム・ベルドゥーチ氏は「シーズン前半戦のMLBプレーヤーアワード」として、大谷とマーリンズのルイス・アラエスの名前を挙げ「彼らは歴史を追っているところだ」と称えた。
ベルドゥーチ記者は、シーズン半ばのア・リーグMVP争い1位とオールスターチームの指名打者部門に大谷を選出した。「今まで以上に驚異的だ」と分析。打者として本塁打、OPS、長打率でメジャートップに立ち、投手として被打率などでトップクラスであることを理由とした。なお対抗馬として2位にボー・ビシェット、3位にマーカス・セミエンを挙げた。
またMLB公式のジョン・モロシ記者も「オオタニが2度目のア・リーグMVPを獲得するという、かなり現実的な可能性がある」とキッパリ。「オオタニがエンゼルスに加入して以降、彼がやってきたことは、国内でも世界的にもこのスポーツを上昇させ、他の人間が誰も以前に近づくことができなかった一連の快挙を成し遂げた」と二刀流の価値を改めて強調した。
(Full-Count編集部)