山本由伸、今季初完投でリーグトップ8勝目 メジャー8球団熱視線…13K1失点の快投

オリックス・山本由伸【写真:小林靖】
オリックス・山本由伸【写真:小林靖】

今季最多13奪三振&125球の熱投

■オリックス 5ー1 西武(8日・ほっと神戸)

 オリックスの山本由伸投手が8日、ほっと神戸で行われた西武戦に先発。メジャー8球団のスカウトが視察するなか、9回被安打5、13奪三振1失点の快投でリーグ単独トップとなる8勝目を上げた。完投は今季初、125球と13奪三振は今季最多となった。チームは5-1で勝利し、連敗を2で止めた。

 序盤から150キロを超える直球とカットボール、フォーク、カーブなど多彩な変化球で西武打線を翻弄。5点リードの6回には2死から源田に左翼線二塁打、続く鈴木に中前適時打を浴び失点。それでもその後は安打を許さず、8回は3者連続空振り三振を奪うなど、危なげない投球で今季8勝目を飾った。

 エースの力投に打線も奮起した。2回には2死二、三塁から野口が「チャンスの場面でしたし、なんとかしたいと思っていた」と、2点三塁打を放ち先制。さらに、3回には1死一塁から好調の紅林が「いい感触で打つことが出来ました! 由伸さんが頑張って投げてくれていましたし、なんとか追加点になってくれてよかったです」と、左翼席への6号2ランで追加点を奪った。

 この日はメジャー志望を公言しているオリックス・山本、西武・高橋光成の投げ合い。スタンドにはパドレス、フィリーズ、ブルージェイズなどメジャー8球団が視察に訪れ、熱視線を送っていた。

(Full-Count編集部)

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