一瞬で消えた“超速本塁打” 怪力男のパワーに米唖然「2000キロ先で着弾」
ヤンキースのスタントンが1試合2発の活躍
■ヤンキース 6ー3 カブス(日本時間9日・ニューヨーク)
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が持ち前のパワーで驚愕の一発を放った。8日(日本時間9日)に本拠地で行われたカブス戦で、初回に打球速度190キロの弾丸8号ソロを左翼席に突き刺した。独特と言えるコンパクトなスイングから生み出された強烈な打球に「なんてこった」「こんなの見たことない」とファンも頭を抱えた。
初回2死で迎えた第1打席で、左腕スマイリーのスライダーを弾き返すと、打球は一瞬で左翼スタンドへ消えていった。打球速度は118.1マイル(約190.1キロ)、飛距離は447フィート(約136.2メートル)だった。この日は5回にも9号2ランを放つなど、2安打3打点で勝利に貢献した。
昨年は35本塁打を放つも、今季は4月中盤に左ハムストリングの張りで負傷者リスト(IL)入り。6月に復帰し、今季はここまで打率.208、23打点となっている。ヤンキース専門のポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」がツイッターで8号ソロの動画を公開すると、「(2000キロ先の)オクラホマで着弾を確認」「マジかよ。ボールが破壊された」「彼は人間じゃない」とコメントが寄せられた。