吉田正尚、8戦ぶり10号は決勝弾 新人年に2桁HR到達…7戦連続マルチは今季メジャー最長
左翼のグリーンモンスター越える打球にスタジアム騒然
■Rソックス 4ー3 アスレチックス(日本時間10日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が9日(日本時間10日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「5番・指名打者」でスタメン出場し、8試合ぶりとなる10号を放った。メジャー1年目での2桁本塁打は決勝弾。4-3での勝利にスタジアムは歓喜に包まれた。前半戦最終戦を終え、打率.316、10本塁打、44打点、6盗塁と躍動した。
3-3と同点の8回先頭、左翼グリーンモンスターを越える勝ち越し弾を放ち、本拠地を熱狂させた。吉田は、6月30日(同1日)のブルージェイズ戦で、飛距離444フィート(約135.3メートル)の特大9号を放っていた。この日の一発で、メジャー1年目での2桁本塁打をマークした。
吉田は7日(同8日)、首脳陣の配慮もあり“積極休養”し、出場機会がなかった。8日(同9日)も2安打を放つと、前半戦最終戦でもマルチ安打を記録。7試合連続マルチ安打は、今季のメジャー最長記録となった。