藤浪晋太郎が“激変”、大谷翔平は両リーグ1位「189」 6人で33勝…日本投手の前半戦

MLBで奮闘する日本人投手の前半戦をおさらい【写真:ロイター】
MLBで奮闘する日本人投手の前半戦をおさらい【写真:ロイター】

藤浪晋太郎は直近15戦で4勝2敗、防御率2.93と劇的な進化を見せている

 今季、二刀流の大谷翔平投手を含む6人の日本人投手がメジャーの舞台で戦っている。9日(日本時間10日)には前半戦の全日程が終了し、球宴へと突入していく。ここでは各投手のここまでの成績を振り返る。

 まずはエンゼルスの投手・大谷から見ていく。17試合に先発して100回1/3を投げ、7勝4敗、防御率3.32、132奪三振。被打率.189は両リーグ単独トップだ。爪が割れた影響で降板するアクシデントもあったが、後半戦への影響はなさそうだ。パドレスのダルビッシュ有投手は、15先発で5勝6敗、防御率4.87。体調不良から復帰し、ここから調子を上げていきたい。

 ツインズの前田健太投手はトミー・ジョン手術から復帰し、7試合に先発して2勝5敗、防御率5.18。負傷者リスト(IL)入りした時期もあったが、4日(同5日)のロイヤルズ戦では、7回9奪三振2失点(自責1)と本調子になってきた。ブルージェイズの菊池雄星投手は、18先発で7勝3敗、防御率4.24。両リーグワーストの22本塁打を喫するも、自己新の8勝まであと1つだ。

 今季からメッツに加入した千賀滉大投手は、16試合に先発して7勝5敗、防御率3.31。マーカス・ストローマンの代役として球宴に選出され、日本選手新人では8人目の快挙となった。同じくアスレチックスに新加入した藤浪晋太郎投手は、31登板(7先発)で5勝7敗、防御率9.00。先発から中継ぎに回ったが、直近15戦は4勝2敗、防御率2.93と劇的な進化を見せている。

(Full-Count編集部)

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