「高卒4年目のクオリティじゃないよ」 万波もビックリの唸る直球は「打ちづらそう」
ロッテ横山が1点リードの9回を3者凡退、わずか11球で締めプロ初セーブ
■ロッテ 3ー2 日本ハム(9日・エスコンフィールド)
ロッテの高卒4年目・横山陸人投手が、9日にエスコンフィールド北海道で行われた日本ハム戦でプロ初セーブを挙げた。横手から放たれる最速153キロの直球に、リーグトップの15本塁打を誇る万波も手が出ない。ファンも「ストレートの軌道すごくね?」「球が唸ってるね」「エグい球投げるね~」と大注目している。
1点リードの9回だった。先頭の万波に対しての2球目、153キロは内角に食い込み、腰を引きかけた万波は驚いたような表情を見せている。最後は151キロで中飛に仕留めた21歳は、続くマルティネスは三ゴロ、最後は石井を中飛で、わずか11球で緊迫する試合を締めた。
専大松戸高から2019年ドラフト4位で入団。当時から同期の佐々木朗が注目を集めていたが、横山も着々と力をつけてきた。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「未来の守護神候補」として映像を公開すると「高卒4年目のクオリティじゃないよ」「こんだけ真っすぐが動いてると打ちづらそうだな」「球は走ってて、大勢選手のようだった」「万波への2球目えぐいな」「横山が希望すぎる」と若手の台頭を喜んでいた。