ゲレーロJr.がHRダービー初優勝…史上初の親子V 決勝新の25発で“腕組みドヤ顔”
父親は「誇りに思う。そして、息子よ。愛している。優勝おめでとう!」
オールスター戦の前日恒例イベントとなっているホームランダービーが10日(日本時間11日)、シアトルのT-モバイル・パークで行われ、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が初優勝を果たした。ジョン・シュナイダー監督とのコンビで、賞金100万ドル(約1億4100万円)を手にした。
1回戦では、ムーキー・ベッツ外野手(ドジャース)と対戦。ベッツの11発に対して26発を放って圧倒した。準決勝は、1回戦で新記録となる41発を放ったフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)との顔合わせ。ロドリゲスの20発を超える21発を放って撃破した。
決勝では、お祭り男としても有名なランディ・アロサレーナ外野手(レイズ)と対戦。先行で決勝での新記録となる25発を放ち、23発のアロサレーナとの大激戦を制した。アロサレーナの代名詞となっている腕組みドヤ顔パフォーマンスをやり返す形で健闘を称えあった。
父親のブラディミール・ゲレーロ氏(エンゼルス)は、2007年のホームランダービーを制しており、親子制覇は史上初。ゲレーロ氏は自身のツイッターで「誇りに思う。そして、息子よ。愛している。ゲレーロJr.優勝おめでとう!」と投稿した。