疑った二刀流から5年…ド軍主砲が感激 “100万の言葉”でも伝わらない大谷翔平の魅力
通算2017安打のフリーマン「本質的に理解できない。アメージングだ」
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は10日(日本時間11日)、エンゼルス・大谷翔平投手を大絶賛した。11日(同12日)のオールスター戦(シアトル)を前に報道陣の取材に応じ、「本質的に理解できない。アメージングだ。ファンとして見ていて楽しい」と語った。
フリーマンはブレーブス時代の2020年にMVP受賞したメジャーを代表する好打者。通算2017安打、309本塁打と文句なしの実績を誇る33歳だが、大谷には畏敬の念を抱いている。「オオタニの前半戦で最も感心させられたことは?」との問いかけに、目を丸くして言葉をつないだ。
「1つには絞ることは難しい。打者の大変さは分かるけど、投手のことは分からない。毎日打者として出場し、5日目には登板して打者としても出場する。理解できないことだ」
「マウンドでは100マイル(約160.9キロ)のカットボールを投げる。意味が分からない。1回しか対戦機会がなくて、ホッとしている。とんでもない才能の持ち主で、毎日の活躍が特別だ」
大谷がメジャー1年目だった2018年は、メジャーで投打の二刀流ができるとは思ってなかったようだ。それが今では長男・チャーリーくんも大谷ファンに。親子共々、魅了されっぱなしのようだ。
「今まで誰も見たことのないことだから、想像することや予想することすら難しい。高校でやるけど、メジャーでもやるって聞いた時は、とんでもないことだと思った。成し遂げていることをどう表現していいか分からない。彼を(称賛する)100万個の言葉を並べた話を書いても、十分に伝わるか分からないね」
「それだけ凄いことだ。本当に、どう表現していいか分からない。ショウヘイについて、この4年間オールスターで答えているけど、毎年同じ答えだ。彼のプレーを見られるから、ここに来られて良かったと思っているよ」
7度のオールスター選出を誇るドジャース主砲は、これ以上ないほど称賛の言葉を並べた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)