高校通算140発の佐々木麟太郎は初戦ノーアーチ 花巻東、4年ぶり夏の甲子園へ白星発進
佐々木麟太郎は遊飛、中前打、四球、三邪飛、中飛で4打数1安打
第105回全国高校野球選手権の岩手県大会が13日、盛岡市のきたぎんボールパークなどで行われ、高校通算140本塁打の佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東が盛岡市立に11-1で勝利し、2019年以来4年ぶりとなる夏の甲子園へ白星発進した。
佐々木麟は「3番・一塁」で先発出場。初回2死走者なしの打席は遊飛、3回先頭では中前に痛烈なライナーで抜ける今夏初安打を放った。4回の第3打席は四球、6回の第4打席は三邪飛に終わった。7回の第5打席は中堅左へ大飛球を放ったものの、フェンス前で失速した。
練習前の円陣で佐々木麟は「岩手県ではどこよりも練習してきた。命がけでやろう」とナインにゲキを飛ばした。甲子園出場は2年春の選抜だけ。最後の夏への思いは強い。