「これがほんとの隠し球」 球場騒然…まさかの“珍死球”は「マジシャンか?」
西武中村は死球を受けたが…ボールがユニホームにすっぽり
■西武 4ー2 ソフトバンク(13日・PayPayドーム)
西武の中村剛也内野手が13日にPayPayドームで行われたソフトバンク戦で受けた“珍死球”が心配とともに話題をさらっている。痛そうにお腹を抱え、トレーナーがベンチから飛び出す。するとおかわり君は、ユニホームの間から白球を取り出し、審判に手渡し。まさかの光景は「今年トップクラスの珍プレー笑」「これがほんとの隠し球」と注目だ。
2-2の8回無死で迎えた第4打席だった。津森の2球目が内角へ。腰を引いて避けた中村だったが、147キロ直球が直撃した。「わっ」という声とともにお腹を押さえて苦しそうに下を向く。すると何やらゴソゴソをユニホームを触ると、その右手には白球が。球審に手渡すと、痛みをこらえながら一塁へ向かった。無事で何よりだが、何が起きたのかと球場は騒然となった。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開した映像では、なかなか見られないシーンにに実況や解説も「珍しいですね」を連呼。ファンも「お腹からボール出てくるんおもろい」「スローで見ても、見事にスポン! と入ってるなあ……」「四次元ポケット」「マジシャンか?」「痛いだろうが、可愛い」「はいどうぞってボール渡すおかわりさんかわいい」「これは珍しすぎる」などの声が。中村には代走・山野辺が送られ、その後決勝のホームを踏んだだけに貴重な出塁となった。