エイジェックがNPB2軍参入に意欲 栃木県に“新球団”立ち上げ構想も発表
2024シーズンからイースタン・リーグ参加を目指す
社会人野球のエイジェックは18日、日本野球機構(NPB)が公募しているファーム・リーグ拡大に応募することを表明した。2024年からのイースタン・リーグ参加を目指す。
古後昌彦代表取締役社長は栃木県庁で会見し、プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスや社会人男子硬式野球部などを運営してきた実績をあげ、「業界の最高位であるNPBの文化に賛同し、文化を消すわけにはいかない。野球文化発展に貢献していければ」と参入に意欲を示した。
また、栃木県と「スポーツ振興等に関する協定」を結び、試合を開催する球場の確保に努めるなど、NPB参入に向けての条件は全てクリアしていると説明。参入決定の際には、栃木県に新しい球団を立ち上げる構想があることも明かした。
古後社長は球団拡張にもふれ「12球団が16球団になるなど、球団の拡張にも期待したいところですが、いきなりは難しいことは理解しています。今回のファーム・リーグ拡大を通して、環境を整え、次の大きな道につなげていければ」とも述べた。
参入の応募締め切りは今月31日。1次、2次審査を経て、11月には参加球団が承認される見込みとなっている。
(Full-Count編集部)