藤浪晋太郎、新天地での“覚醒”で「絶対的守護神に」 古巣番記者が推す2つの要因
“フジ”の電撃トレード移籍に米記者「ショートイニングで生きるタイプ」
アスレチックスの藤浪晋太郎投手がア・リーグ東地区首位のオリオールズにトレード移籍した。“フジ”の電撃移籍にアスレチックスの番記者は「フジは絶対的なクローザーになれる」と新天地での活躍に太鼓判を押している。
19日(日本時間20日)に行われた本拠地・レッドソックス戦では出番のなかった藤浪。試合後、記者席で優勝候補の一角への電撃トレードの報が出ると、番記者は色めき立っていた。
「今のフジは凄い。絶対的なクローザーになれる。今はリリーバー起用だが、あのファストボールはエリートレベル。1イニングは計算できる。優勝候補でも重要な戦力になるはずだ」と興奮気味に語ったのは、アスレチックスの番記者で、AP通信のマイク・ワガマン記者だった。
「本人は先発にこだわりを持っていると聞いているが、ショートイニングで生きるタイプ。今はコマンド(制球)が安定している。スプリットとファストボールに打者は手が出ない」とワガマン記者は分析。現在、リリーバーで11試合連続無四球で、7月の防御率は2.25で、抑え適正の高さに注目していた番記者。オリオールズのクローザーは26セーブのフェリックス・バティスタ投手だが、新天地でクローザー藤浪誕生となるだろうか。
(Full-Count編集部)