藤浪晋太郎、1回持たず2失点で降板　2点リード守れず…2者連続四球＆暴投からピンチ拡大

先頭打者に13試合ぶりとなる四球を与える

■オリオールズ 6ー5 レイズ（日本時間23日・セントピーターズバーグ）

　オリオールズの藤浪晋太郎投手が22日（日本時間23日）の敵地・レイズ戦に登板。2点リードの8回にマウンドに上がるも2失点し、2死一塁となった場面で降板となった。移籍後2試合目のマウンドは2/3イニングで23球を投げ、1安打1奪三振2四球2失点だった。

　先頭のマーゴに13試合ぶりとなる四球を与えると、続くディアスもボール先行で四球。フランコの打席では暴投で走者を二、三塁とし、二ゴロの間に失点した。代打・ラミレスはスプリットで空振り三振に仕留め、アロサレーナに対しては遊撃強襲の内野安打を許して同点に追いつかれた。

　ここで交代が告げられ、1イニング持たず降板となった。続いてマウンドに上がったペレスは盗塁で2死二塁とされるも、ブランドン・ローを見逃し三振に仕留めて勝ち越しは許さなかった。

　移籍後初登板となった21日（同22日）の同戦では、1回12球を投げ1安打1失点、1奪三振無四死球だった。

　同点に追いつかれたチームは、9回に1死二塁から代打・オハーンの適時打で勝ち越しに成功。その裏は守護神・バティスタが危なげなく締め、6-5で勝利。地区首位攻防の4連戦を2勝1敗とした。