マイコラス、巨人での現役引退を熱望「また東京ドームで」 忘れぬG党への“感謝”
元巨人マイコラス「いつか、また東京ドームのマウンドに立ちたい」
カージナルスのマイルズ・マイコラス投手は2015年から3シーズン過ごした巨人にメジャーでのキャリアの最終年後に復帰したい意向を明らかにした。
3月に行われたWBCでは米国代表の一員として参加したマイコラスは今季開幕投手を務めるなど、カージナルスのエースとして奮闘中。今年に入ってから2年4000万ドル(約52億円)で契約延長を結んだばかりだが、巨人への愛情は忘れていない様子だった。
「いつだってジャイアンツのファンには感謝しているんだ。いつか、また東京ドームのマウンドに立ちたい。東京ドームではいつも満員ですごい盛り上がりだった。まだ先の話になると思うけれど、この先も怪我なくシーズンを過ごしていけるように、日本のファンの人たちには気長に待っていてほしい。いつかジャイアンツに復帰したいんだ」
かつての助っ人右腕は25日(日本時間26日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦を控えるロッカールームで、熱い思いを吐露した。巨人時代は62試合登板で、31勝13敗、防御率2.18と大活躍。2018年にカージナルスに移籍すると、いきなり18勝で最多勝に。
2018、2022年にはオールスター戦にも選出されている実力者は「MLBでのキャリアが終わった後、健康でいられたらいい。最後の1シーズン、是非復帰したい。ピッチャーも打席に立てるからね。東京ドームで打席に立ちたいよ。楽しいだろうね」と大きな笑顔を浮かべた。
メジャーで投手が打席に立つケースはエンゼルスの大谷翔平投手のような二刀流以外なくなってしまった。マイコラスはNPBで打席に立つことも望みのようだ。
「最高のファンと日本の食事は今でも忘れられない。築地の魚、焼肉、炉端焼き、春の桜、いちご狩り、長野の桃……。色々と恋しいんだよ」。メジャーで大成功した後もG党への愛情を忘れない様子だった。