松井秀喜氏、大谷翔平を絶賛「私とは全くレベルが違う」　比較に苦笑い「嫌味でしょ」

米ニューヨークで野球教室を行い、エンゼルスの大谷翔平について語った

　巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が26日（日本時間27日）、NPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」の活動の一環として、米ニューヨークで野球教室を行った。終了後には取材に応じ、エンゼルスの大谷翔平投手のスイングや去就問題について語った。

　まずは、大谷のスイングについて聞かれると、「ずっと毎ゲーム見ているわけではないので、わからない部分はありますよね」と前置き。その上で「一言でいえばパワーがある。どの方向にもホームランを打てるというね。細かいスイングの軌道の質まではちょっとわからないですけど」と絶賛していた。

　さらに、自身と比較されることには「全然ですよ。嫌味で言ってるでしょ」とおどけ、報道陣を慌てさせた。松井氏は日本人最多となるメジャー通算175本塁打を記録しているが、「私とは全くレベルが違うパワーヒッターですよ」と回答。現役時代と変わらぬ謙虚さで、大谷のすごさを伝えていた。

　また、揺れる去就問題について聞かれると、「どういう感じですかねー。見てるしかないですね。予想はできないです。皆さんのほうが色々と情報持っているんじゃないですか。教えてくださいよ」と笑顔を見せた。終始なごやかな雰囲気で、現役時代に活躍したニューヨークでの野球教室を終えた。

（Full-Count編集部）