第1回ポニー女子ワールドシリーズが栃木で開幕 日本は15U代表が2連勝と好スタート
広澤克実理事長の「Good Luck!」で熱戦がスタート
ポニーリーグ(日本ポニーベースボール協会など)が主催する「ECCインビテーショナル SSKカップ ポニー・ガールズ・ベースボール・ワールドシリーズ2023」が31日、栃木県小山市・栃木市で開幕した。開会式には日本、アメリカ合衆国、オーストラリア、中国、中華台北、中国香港から総勢10チームが参加。広澤克実理事長の「Good Luck!」の掛け声を合図に5日間にわたる熱戦がスタートした。
快晴に恵まれた小山に、世界各地から野球少女が集結した。連日の猛暑とあって選手の健康と体力を考慮し、着座による開会式を実施。来賓からの祝辞に続き、広澤理事長が挨拶し、「野球は失敗のスポーツ。大会中にはたくさん失敗することもあると思いますが、それは成功への一歩。失敗と書いて『せいこう』と読むつもりで頑張ってください。楽しむことを忘れずに。Good luck!」とエールを送った。
選手宣誓を行ったのは、15U日本代表でキャプテンを務める福田美羽さん(羽田アンビシャス)。英語も織り交ぜながら、女子野球の魅力が世界に広がることを願った。
15Uの部、OPENの部ともに、この日はダブルエリミネーション枠順決定戦が行われた。小山運動公園野球場が舞台となった15Uの部には、15U日本代表、13U日本代表、中国が参加。15U日本代表が経験の違いを見せつけ、第1試合では中国に16-0で4回コールド勝ちを収め、第2試合では妹分の13U日本代表を相手に14-0で5回コールド勝ちし、枠順1位を決めた。13U日本代表は中国に20-5で4回コールド勝利したため2位となり、中国が3位となった。
OPENの部は、日本代表として出場している兵庫ブルーサンダースが第1試合の中華台北戦には1-3で敗れたが、第2試合の香港戦には20-0で3回コールド勝ち。第3試合で中華台北が香港に11-0で5回コールド勝利を収めて枠順1位、2位は日本、3位は香港となった。
8月1日からアメリカ合衆国、オーストラリアも加わったダブルエリミネーション方式のトーナメントを開催。最終日となる4日に初代女王が決定する
(Full-Count編集部)