西武が9月に入団テストを実施 一芸に秀でた選手を発掘へ…募集は8・18まで
昨年は日隈モンテルが育成ドラフトを経て入団
西武は、9月2日に入団テストを実施することを発表し、現在、全国の高校・大学・社会人野球などの選手に応募を呼びかけている。同テストを実施するのは、2022年に続いて2年連続。内容は、午前中にフィジカル測定(走力、筋力、敏捷性など)、午後に実技テストを行う予定となっている。
「一芸に秀でた選手を発掘する」という考えから実施されるこの入団テストを通して、昨年は四国IL・徳島から日隈モンテル外野手が育成ドラフト指名を受けて入団した。球団本部で編成ディレクターを務める潮崎哲也氏は、「(日隈は)肩の強さと足の速さで、他の選手より良い数値が出ていました。入団後にしっかり野手として打撃練習を行っていますが、まだまだ可能性は無限大だと感じています」とコメント。
さらに、「例えば高校生は、まだ身体が出来上がってないですが、走り方や姿勢を見て、大きく伸びそうだと感じた選手は期待できます。入団テストに少しでも興味を持った選手や、自信のある選手は、ぜひ受験してほしい」と、“第2、第3の日隈”の誕生に向けて呼びかけている。
応募資格者は下記の通り。
(1)2024年4月1日時点で18歳以上24歳まで
(2)高校野球部在籍者は、来春卒業見込みで高野連へのプロ野球志望届完了者
(3)大学野球部在籍者は、来春卒業見込みで所属連盟への退部届、志望届完了者
(4)企業社会人チーム在籍者は、所属連盟の退部届完了者
(5)クラブ社会人チーム在籍者は、監督など関係者から受験を了承されていること
(6)その他、2023年度新人選手選択会議指名対象者、となっている。
応募締め切りは今月18日まで。詳細は球団公式HPへ。
(Full-Count編集部)