大谷翔平、週間MVP「5つの理由」 9年ぶり“強打者の証”…投打で圧倒スタッツ
打率.300、3本塁打4打点、1完封をマーク
メジャーリーグ機構(MLB)は31日(日本時間1日)、週間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手が今季3度目の選出を果たした。機構は、選出にあたり5つの理由を並べた。
5つのうち2つは1週間のスタッツに注目したもので、打率.300(20打数6安打)、3本塁打4打点、二塁打1、四球6、盗塁1、長打率.800をマークしたこと。さらに、打ってはリーグ3位のOPS1.281、同4位タイの6四球、塁打16は同8位タイ。投手としては同1位の被打率.038と防御率0.00、WHIP0.44は同2位だったことを挙げた。
7月27日(同28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダーでは、第1試合で9回8奪三振、1安打無失点でメジャー初完投初完封。続く2試合目では今季37号と38号を放った。機構は「ダブルヘッダーの第1試合のタイガース戦でキャリア初完封をマークし、僅か1安打しか許さなかった」「第2試合でキャリア16度目の1試合複数本塁打をマークした。ダブルヘッダーの片方の試合で完封をマークし、もう片方の試合で本塁打をマークするのは、メジャー初の出来事だ」と衝撃の1日から2つ理由が挙げられている。
また、29日、30日(同30日、31日)の2試合でそれぞれ2つの敬遠の記録し、「2試合連続で複数の敬遠をマークしたのは、2014年のトラビス・ダーノー以来だ」と強打者の証である、敬遠も選出理由の1つとなった。
受賞は6月20日(同21日)、7月3日(同4日)に続き今季3度目。同一シーズンで3度受賞するのは、球団では1975年ノーラン・ライアン以来2人目の快挙となった。まだシーズンは2か月残っており、更なる受賞に注目が集まる。
(Full-Count編集部)