藤浪晋太郎、ヤ軍封じで“勝利の方程式”入りも? 指揮官は全幅の信頼「大事な場面で」
ハイド監督「バティスタに繋ぐ存在になれば最高だ」
オリオールズの藤浪晋太郎投手に、指揮官も厚い信頼を置いている。地元放送局「MASN」電子版が伝えたところによると、31日(日本時間8月1日)の試合前に取材に応じたブランドン・ハイド監督は「彼はとてつもないものをもっているよね」と、今後も重要な局面で起用する方針を明かした。
移籍後2試合は失点が続いたものの、直近3試合は計4回2/3で無失点。被安打はわずか1に抑え込んでいる。30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦では4奪三振を奪い、支配的な投球を見せた。
指揮官は「ここ最近の投げっぷりをみたら、大事な場面で投げさせるよ。昨日投げた2イニングで、またそのことを証明してくれた。(抑えの)バティスタに繋ぐ存在になれば最高だ。ここ最近素晴らしいものを見せてくれているし、私たちは彼に興奮している」と大きな期待を寄せた。
シーズン序盤こそ苦しんだものの、配置転換を経て制球も安定。7月は13試合に登板して防御率2.93をマーク。直球の平均球速も4月の97.0マイル(約156.1キロ)から、7月は99.5マイル(約160.1キロ)に上昇。スピンレートも向上し、被打率も激減した。
同メディアも「フジナミは3試合連続で無失点に抑えた。今後も重要な場面を任されるだろう」と、今後を見通した。
(Full-Count編集部)