大谷翔平、2か月連続MVPの“決め手” 初完封&2度のサイクル王手…機構が高評価
現在39発、あと1本でなら球団3人目の40本塁打複数回達成選手に
メジャーリーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、両リーグの7月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手が2か月連続で受賞した。機構は、選出につながった理由を挙げた。
まずはこの1か月のスタッツ。23試合出場で78打数22安打の打率.282、9本塁打、14打点、OPS1.152、2二塁打、2三塁打、21得点、1盗塁、長打率.705、出塁率.447。さらには投手としても4先発登板で2勝2敗、防御率4.97、キャリア初の完投&完封。25回1/3投球回で29奪三振、11四球が評価された。
7月27日(同28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダーでは、1戦目に9回1安打無失点8奪三振でメジャー初完投初完封。続く2戦目では37号&38号と躍動した。
また7月15日(同16日)のアストロズ戦から17日(同18日)のヤンキース戦にかけて、キャリア6度目の3試合連続本塁打。ヤンキース戦での一発は7回の同点2ランで、その試合は3安打を放ちサイクル安打に王手とした。7月8日(同9日)のドジャース戦でも王手をかけていた。
39本塁打で8月に突入したが、これは2021年に自身が記録したチーム107試合で37本塁打の球団記録を抜く最多本数。40本塁打を記録すれば、トロイ・グロスとマイク・トラウトと並んで球団3人目の40本塁打複数回達成選手となる。
(Full-Count編集部)