ソーサやボンズが刻んだ「400」　45年ぶり“快挙”に挑む大谷翔平は「達成できそう」

大谷翔平はア・リーグ45年ぶりの「400塁打」を狙える

　エンゼルスの大谷翔平投手が、ア・リーグ45年ぶりの“快挙”も狙えそうだ。それは、かつてサミー・ソーサ氏やバリー・ボンズ氏ら強打者が達成している「400塁打」だ。米老舗メディア「スポーティング・ニュース」は「（大谷は）45年間達成されてないことを成し遂げるペースで進んでいる」と報じている。

　同メディアでは「2年連続で、MLBのエリート打者が歴史を追う姿を見ることができる」と大谷の残している成績の偉大さを表現。大谷は2日（日本時間3日）現在、39本塁打を放っており、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が昨季に達成したア・リーグの1シーズン本塁打記録62本に挑戦できるペース。ただ、本塁打以外でも記録を達成するチャンスがあり、それが「400塁打」だと同メディアは報じている。

　MLBでは2001年に（ナ・リーグの）バリー・ボンズ、トッド・ヘルトン、サミー・ソーサ、ルイス・ゴンザレスが達成。だが、ア・リーグでは1978年のジム・ライス以来「400塁打」を達成した選手はいない。同メディアは「（大谷は）今季、達成できそうな勢いだ」と期待を込めている。

　大谷は現時点で271塁打を記録しており、本塁打量産となれば「400塁打」到達も夢ではない。なお、1シーズンの史上最多塁打は1921年のベーブ・ルースが打ち立てた457塁打。大谷の記録がどこまで伸びるのか、楽しみだ。

（Full-Count編集部）