大谷翔平への敬遠は「戦略だ」 敵将が最大級警戒「勝つため最善策を取らなければ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

マリナーズのサービス監督、投手・大谷攻略は「球数を投げさせたい」

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地で行われるマリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場する。マリナーズのスコット・サービス監督は「球数を投げさせたい。でもボールを見送っているだけではうまくいかない」と攻略の糸口を探った。

 数多い対戦経験があるが「彼は進化を続けている。対戦する度によくなっている。そして対戦相手や球種の調子に応じてピッチングを変化させる。事前準備やアプローチを立てにくい相手だ。(攻略には)内か外か狙いを定めなければいけない。打てる球はあるから、インプレーにしなければいけない」と警戒心を高めた。

 また「打者・大谷」も強敵だ。大谷は申告敬遠が増えているが、サービス監督も「(敬遠も)戦略だ。彼はリーグで最高の打者。最も大事なことは試合に勝つことなので、最善策を取らなければいけない。状況に応じて、彼を歩かせることもあるだろう。マリナーズだけでなく、リーグ全体がそのことを理解している。素晴らしいシーズンを送っているから、そういうことも起きることを彼は理解しなければいけない」と冷静に話した。

(Full-Count編集部)

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