緊急降板しても…二盗直後に全力生還の大谷翔平 敵地実況も驚愕「流れ大きく変える」

申告敬遠の出塁から二盗→クロンの中前打で一気に生還

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)に本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・投手兼指名打者」で出場し、6回の第3打席で申告敬遠で歩かされた。本拠地は異例の大ブーイングに包まれた。さらに大谷は直後に二盗、さらに同点となる生還を果たし、米メディアからは「この男は本当に素晴らしい」「試合にインパクト」と絶賛の声が上がっている。

 1点を追う6回2死、打席の大谷のカウントが3ボールとなったところで、マリナーズ首脳陣は敬遠を指示。大谷は続くクロンの2球目に二盗、更に中前打で本塁へ滑り込んだ。チームは1-1の同点に追いついた。

 大谷は投手としては4回3安打無失点で緊急降板していた。アクシデントを感じさせない動きに、敵地シアトルの放送局「Root Sports Northwest」の放送席は驚きの言葉を並べ立てた。

 敬遠について「歩かせるべきです」「正しい選択」としていたが、盗塁について実況のデーブ・シムズ氏は「オオタニ走った、なんということだ。マウンドから降板しても盗塁。この男は本当にすばらしい」「降板しても試合にインパクトを与え続けます」「オオタニは試合の流れを大きく変える選手です」と連呼。その働きを称えていた。

(Full-Count編集部)

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