西武が7月「走魂賞」の投票開始 1軍からは高橋光成と増田達至が候補…栄冠はどちらに
7月の走魂賞は1軍から2投手をノミネート…受賞はどちらに
西武は4日から「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の7月度の投票を開始した。1軍部門では高橋光成投手と増田達至投手が、2軍部門からは7月21日に支配下登録された豆田泰志投手ら5選手がノミネートされた。投票期限は9日となっている。
1軍部門は「先発と抑え」という異なるポジションの両投手のマッチレースとなるが、過去3回は野手が受賞したため投手が受賞するのは今回が初となる。1軍部門で選出された選手と理由は以下の通り。(成績は7月31日現在)
1.高橋光成
7月16日の日本ハム戦、25日のロッテ戦で2試合連続完封を挙げた。2試合連続で“走り抜ける”まさに「走魂」を体現した投球だった。
2.増田達至
リード時、同点でもその役割を果たし、7連勝中の期間もバトンをつながれると、チームはリードした状態で試合を完走できた。7月は11試合に登板し、1勝6セーブ、4ホールドで防御率は0.82の安定した成績でチームを支えた。
2軍部門からは4選手…滝澤、豆田、菅井は初のノミネート
また、2軍部門では児玉亮涼内野手、滝澤夏央内野手と、黒田将矢、豆田泰志、菅井信也の3投手がノミネートされた。滝澤、豆田、菅井のノミネートは初で、滝澤は「率直にうれしいです。後半戦が始まったばかりなので、これからどんどん調子を上げていきたい」。豆田は「驚いています。支配下登録されたので、1軍でも活躍できるようにがんばりたいですし、今シーズン最後まで1軍で走り続けたいです」また菅井は「これまでやってきたことをこのような形で評価していただき、うれしいのひと言です」とコメントした。2軍部門で選出された選手と理由は以下の通り。(成績は7月31日現在)
1.児玉亮涼
打撃面でも成績を残しており、塁に出ればしっかりスチールも決めている。守備面での貢献度も高い。
2.滝澤夏央
セカンド、ショートを交互に守りチームに貢献し、打撃面での状態も上向き。守備、走塁ともにスピード感のあるプレーが目立つ。塁に出ても「走りますか?」と一塁コーチに聞いてくるように常に「前へ、前へ」という気持ちがある。
3.黒田将矢
怪我で2軍戦の登板は7月11日の1試合のみに終わってしまったが、与えられたメニューの倍走るという自分に課したノルマをしっかり守っていた。フレッシュオールスターも辞退となったが、その後もキツいノルマを続けている。この姿勢はファーム投手陣の中でも模範になることから推薦したい。
4.豆田泰志
支配下登録という目標に向かって走り続け、ファームでは圧倒的な成績を残していた。変更した投球フォームをしっかり自分の形にして、支配下を勝ち取って1軍の舞台でも結果を出した。
5.菅井信也
7月はずっと状態もよく、コツコツ努力してきたことが成績につながっている。自分にも厳しく取り組んでいた。直球のスピードも見た目より速く感じられるようになり、今後も先発として成績を伸ばすことが期待できる。
(Full-Count編集部)