大谷翔平、左中間二塁打で9試合連続安打 緊急降板の不安払拭、2戦連発41号なるか
本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。4回の第3打席で左中間二塁打を放ち、9試合連続安打をマークした。
2点を追う4回2死、右腕カスティーヨの真ん中フォーシームを逆方向へ打ち返した。左中間を破る二塁打。7月27日(同28日)のタイガースとのダブルヘッダー第2試合から続く連続試合安打を9に伸ばした。
初回無死は空振り三振。4点を追う3回無死一塁では四球を選び、ムスタカスの右越え3ランなど同点劇に貢献した。2試合連発となる41号本塁打に期待がかかる。
前日3日(同4日)は「2番・投手」で投打同時出場し、4回4奪三振3安打無失点。「右手中指のけいれん」で降板し、10勝目はお預けとなった。バットでは8回に6試合ぶり40号ソロを放ったが、チームは9回に逆転負け。ワイルドカード進出圏内から4ゲーム差に離された。
試合前、ネビン監督は大谷の状態について「休みが必要なら私に伝えてくる。昨夜は疲労が原因だったと思う。今日はいい状態だ」と語った。次回登板は未定となっているが、まずはバットで不安を吹き飛ばした。