開幕戦は「史上初」づくしの熱戦 延長10回タイブレークに10分の“冷却休憩”も
土浦日大が延長10回タイブレーク8-3で上田西を破った
第105回全国高校野球選手権が6日に開幕。第1試合では土浦日大(茨城)が上田西(長野)を延長10回タイブレークで8-3で破った。甲子園の開幕戦では初めてタイブレークにもつれ込み、両校の選手が足をつって交代するなど壮絶な展開になった。
5回終了時に今大会から導入された10分間の「クーリングタイム」。その直後に両校の選手に異変が起きた。土浦日大の香取蒼太外野手は6回終了後にグラウンドで倒れ、担架で運ばれた。上田西の黒岩大都外野手は7回の打席で一塁まで全力疾走できず、交代した。
タイブレークの開始が13回から10回に変わって初めての夏。土浦日大はその10回に一挙6点を奪って1986年以来、37年ぶりの勝利。第105回大会は開幕戦から「史上初」づくしの熱戦となった。
(Full-Count編集部)