藤浪晋太郎の“英語力”に驚きの声 新天地に早くも溶け込み…同僚と爆笑会話
同僚のクーロム、藤浪の英語力を「さらに伸ばすチャンスを見つけた」
オリオールズの藤浪晋太郎投手の“英語力”が賞賛されている。地元メディア「ボルティモア・バナー」では同僚のダニー・クーロム投手との“やりとり”を紹介している。クーロムは藤浪が「英語力をさらに伸ばすチャンスを見つけた」と表現している。
記事では「(藤浪が)トレードでアスレチックスからオリオールズに移籍してきて以来、(クーロムと)お互いに何度も英語と日本語を教え合ってきた」と紹介。ただ、藤浪がクーロムに挨拶程度の日本語を教えていることに対して「クーロムはもっと変わった方法でフジナミに英語を教えている」とした。
ある時、ティム・カジンスコーチがブルペンで、前腕の筋力を鍛えていた際、クーロムは藤浪に英語で「筋肉ムキムキですね」と言わせたという。カジンスコーチは「どこでそんな言葉を学んだんだ?」と驚き、クーロムは大笑いした。
一見、遊んでいるようにも見えるが、クーロムには“優しさ”があった。クーロムは毎日、藤浪と言葉を交換することで、メジャーでの最初のシーズンに上手く馴染めるようにしているのだった。
さらに記事では藤浪が幼少期に英会話を学んでいたと言及。「MLBに来ると決めた時には、重要なフレーズをブラッシュアップした」とも明かしている。言葉に熱心になる藤浪について、クーロムは「彼が我々の仲間の一人だということを示したかった。そのための方法の一つは、彼の文化や言葉を学び、彼を知ることだと思った」と説明。広い懐で、藤浪を“歓迎”しているのだった。
(Full-Count編集部)