打者困惑…待っても来ない“超魔球” 21歳の球速差52キロ貫禄投球に「緩急が生きた」

オリックス・宮城大弥【写真:矢口亨】
オリックス・宮城大弥【写真:矢口亨】

宮城が投じた95キロのスローカーブに助っ人野手も困惑

■オリックス 8ー3 ロッテ(9日・ZOZOマリン)

 オリックスの宮城大弥投手が見せた“緩急差”に注目が集まっている。9日に行われた敵地でのロッテ戦に先発登板し、持ち味である緩いカーブを投じてみせた。3回2死一、三塁、ポランコに95キロのスローカーブを投じた直後、147キロ直球で左飛に仕留めた。この投球術に「これがプロ野球よな」「いそうでいなかった、星野伸之2世」などとファンが反応している。

 衝撃の緩急差に、ポランコはタイミングを外されたのだった。内角に来た95キロのスローカーブを見送った助っ人は打席を外して小さく頷いた。直後、147キロを弾き返すも左飛に。捉えたはずも“緩急差”の影響もあり、快音とはいかなかった。

 この様子を「DAZN」が公式ツイッターに動画を公開すると「緩急が生きて、ホームランにならなかった」「スローカーブは打てない、の良い例です」など、52キロの球速差を生かす投球術を絶賛していた。

【実際の映像】打者も呆然の“緩急差” 95キロ→147キロに助っ人野手ガックリ

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