藤浪晋太郎は「判定に恵まれなかった」 制球乱し痛恨3失点も…指揮官はかばう
ハイド監督「僅かにコースを外れただけだ」
■アストロズ 8ー2 オリオールズ(日本時間10日・ボルティモア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦で救援登板し、3連続四球を与えるなど1回持たずマウンドを降りた。後続も打たれて3失点となり、試合の流れを呼び込むことが出来なかった。試合後、ブランドン・ハイド監督は「判定に恵まれなかった」と右腕をかばった。
2-3と1点を追う場面での登板となった。先頭のマコーミックには左翼への大飛球を打たれるも、左翼手・ヘイズのホームランキャッチでアウトを奪った。続くアブレイユもストライク先行で中飛に打ち取り2死としたが、ここから崩れた。
ペーニャに対してカウント3-2から四球を与えると、デュボンも3-2から歩かせた。マルドナードに対しても3-0とボールが先行。その後、3-2としたが四球を与え、2死満塁のピンチを招いて降板となった。5番手・ボーマンはアルトゥーベ、ブレグマンに連続適時打を浴び、藤浪が残した走者全員の生還を許した。この回の失点が響き、試合は2-8で敗れた。
ハイド監督は「最初の2アウトは(順調に)奪えた。(ヘイズのホームランキャッチは)素晴らしいプレーだった。2死から3四球。最初の2つは、僅かにコースを外れただけだ。判定に恵まれなかった」と振り返った。
(Full-Count編集部)