大谷翔平と大好きなアニメトーク 新加入右腕のこだわりは「日本語音声で字幕で見る」
通算60勝右腕ジオリトは日本のアニメ好き「日本語音声で字幕で見るのがオレ流だ」
ホワイトソックスからトレード移籍したエンゼルスのルーカス・ジオリト投手は、8日(日本時間9日)の本拠地・ジャイアンツ戦で移籍後初勝利を挙げた。ホワイトソックスで4度の2桁勝利を達成している198センチの長身右腕だが、その素顔は大のアニメ好き。少年時代に「ドラゴンボールZ」にハマり、ナショナルズ傘下に所属していた際には「試合後に、ルームメートと一緒にアニメを見るのがルーティンだった」という。日本のアニメへの思いや大谷翔平投手との交流を語った。
「小さい時にドラゴンボールZにハマってから、今までたくさん見てきたよ。5歳年下の弟のケーシーは日本の文化、漫画、アニメにハマっていて、いつも『これを見なよ』と勧めてくるんだ」
好きなアニメは進撃の巨人、ワンパンマン、鋼の錬金術師。アニメの見方にもこだわりを持っているという。「ちょっとした趣味だから、色々と手を出しているよ。日本語音声で(英語の)字幕で見るのが、オレ流なんだ」とクールに笑う。同じくアニメ好きとして知られる大谷翔平投手とトロントからアトランタへ向かう飛行機内で交流したという。
「彼が飛行機で漫画を読んでいたんだ。僕から『これ読んでいるんだ!』って軽く声をかけて。それで『これ読んだことある? あれ読んだことある?』って聞いたら、『全部読んでいるよ』って返ってきたんだ。ハハハ」。大谷のアニメ好きも“筋金入り”のようだ。
カリフォルニア州サンタモニカ出身。日本の文化にも興味津々のようだ。「愛している。どうしても日本にいきたいんだ。世界で一番好きな料理は、お寿司なんだ。おまかせスタイルのいいお寿司屋さんに行ってみたいね。日本に行く機会があったら、待ちきれないよ。是非、日本文化を体験してみたいね」。大谷や水原一平通訳とすぐに打ち解けそうだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)