阪神、近本の決勝2ランで7連勝 戸郷129球目で散る…巨人は東京Dで屈辱3連敗
先発の才木は8回途中2失点で2か月ぶりの6勝目を挙げた
■阪神 5ー2 巨人(10日・東京ドーム)
阪神は10日、東京ドームで行われた巨人戦に5-2で勝利した。7回に近本の2ランなど鮮やかな逆転劇に岡田監督も大きく手を叩いて会心の笑顔。同一カード3連勝で、連勝を7に伸ばし、貯金は21となった。
巨人先発・戸郷の前に、6回まで4安打も本塁が遠い。しかし7回に先頭のノイジーが右翼フェンス直撃の二塁打。無死一、三塁から、一塁牽制を中田が捕球ミスする間に同点に追いついた。さらに2死一塁から、近本が戸郷の129球目の直球を捉えて、右翼席へと突き刺した。9回には代打の代打・原口が貴重な2ランで突き放した。
先発の才木は3回に吉川の二ゴロ併殺打の間に先制を許すも、その後は粘りの投球。8回に坂本に13号ソロを左中間席に運ばれ、なおも1死一、三塁のピンチで降板。救援陣がリードを守り、6月11日以来となる今季6勝目を挙げた。
巨人は戸郷が7回途中129球を投げ6安打3失点(自責2)の力投も報われず。本拠地で屈辱の3連敗を喫した。