確率2.2%でも…エ軍GM、PO進出へ希望捨てず「まだ46試合もある」 大逆転を期待
試合前の時点でワイルドカードでのPO進出圏内へ「6.5ゲーム差」
エンゼルスは11日(日本時間12日)から、同地区ライバルとの6連戦に臨む。同日のアストロズ戦前にはペリー・ミナシアンGMが取材に応じ、残る46試合でのプレーオフ進出へ、期待感を口にした。
トレード期限が近付いて補強に乗り出すも、チームは8月に入りまさかの7連敗と、一気に減速した。試合前の時点では地区4位で、3位マリナーズとの差は5まで開いている。プレーオフ進出圏内までは6.5ゲーム差で、米データサイト「ファングラフス」では進出の可能性が「2.2%」と試算されている。
2.2%の可能性を掴み取ることができるか。ミナシアンGMは、「まだチームに(期待)している。46試合も残っているし、楽しみにしている。負けた試合は僅差だったし、ここ2試合は、いいチーム相手にいい戦いをした。まだ、試合が残っている。今日勝つことだ。モチベーションのある選手が揃っている」と前を向いた。
マイク・トラウト外野手、ローガン・オハッピー捕手も復帰が近付いており、逆転プレーオフ進出へ明るい話題だ。GMは6月末に獲得したムスタカスも評価しており「マイク(ムスタカス)はフィールド内外で大変素晴らしい活躍をしている。チームに馴染んでいるし、大事な場面で打ってくれる。守備も堅い。彼を獲得できたことは、幸運なことだ」と語る。
トラウトはこの日の試合前、元気な様子で外野ノックやベースランニングをこなした。復帰すれば、獲得したムスタカス、クロンと並んで分厚い打線となる。「苦しい状況を経験したことのあるベテラン選手が揃っている。プレーも大事だが、経験(の方)が大事だ」と、選手たちに期待を寄せた。
(Full-Count編集部)