大谷翔平は「超礼儀正しい」 元“相棒”を気遣う心は「指導で生まれるものではない」
大谷翔平がファウルチップで痛がるマルドナードを心配
■エンゼルス 2ー1 アストロズ(日本時間14日・ヒューストン)
エンゼルス・大谷翔平投手の“振る舞い”に注目が集まっている。13日(日本時間14日)に敵地で行われたアストロズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。9回無死の打席でファウルチップがアストロズのマーティン・マルドナード捕手に2度直撃すると、素早く左手を伸ばして気遣った。この様子に「超礼儀正しい」「とにかくいい奴。いい人間とは、指導で生まれるものではない」など、絶賛の声を上げている。
かつての“相棒”を思いやった。地元紙ヒューストン・クロニクルのチャンドラー・ローム記者によれば「(アストロズの)ダスティ・ベイカー監督は大谷がどれだけ敬意を持って接してくれるか。また、アストロズベンチに向かって帽子を取って手を振ってくれる様子などをいつも話す」と、大谷の人間性を高く評価した。
さらに「あの打席中(9回)に2度、大谷のファウルがマルドナードを直撃した。2度ともかがんでマルドナードの状態を確認し、背中を(ポンポンと)叩いた」とローム記者は説明。大谷の優しさに触れた瞬間だった。
大谷の気遣いにファンは「この男を大好きにならないわけがない。天使だ」「文化的な側面もあるだろう」「素晴らしい青年だ」「他の若手も彼の振る舞いに目を止め、彼に続いて欲しい」などと称賛の声を上げていた。
(Full-Count編集部)