大谷翔平と243億円大砲の“一騎打ち”に熱視線 MLB本塁打王へ…米リポーターの願い
大谷翔平は41本、オルソンは43本を記録
エンゼルスの大谷翔平投手は、MLB全体での“本塁打王”に輝けるか――。13日(日本時間14日)終了時点で41本塁打を記録している大谷。ア・リーグでは、2位のルイス・ロバートJr.外野手(ホワイトソックス、31本塁打)に、すでに10本差をつけているが、ナ・リーグではブレーブスのマット・オルソン内野手が43本塁打を放っており、リーグこそ違うが大谷とは2本差となっている。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のポストゲーム・ショーではレポーターでお馴染みのエリカ・ウエストンさんが、大谷について「8試合ノーアーチは今シーズン最長だったので、(本塁打を)狙っていましたか?」と、同局で解説を務めるボビー・バレンタイン氏(元ロッテ監督)に質問。すると、バレンタイン氏は「ホームランヒッターは(短期間に)まとめて打ちます。今後はいい展開が予想されます。(しばらくの間)投げなくていいですし、打者に専念することができます」とアーチ量産を期待した。
ウエストンさんが「DHに専念できます。シーズン終了までマット・オルソンと(激しい)接戦が続くでしょう」と力を込めると、バレンタイン氏は「ア・リーグのホームラン王は確実のものとしています。しかし、ショウヘイはタフな相手との対戦が続きます」と言及した。
昨年3月にアスレチックスからブレーブスへトレード加入したオルソンは、直後に8年総額1億6800万ドル(約243億円)の延長契約を交わすと、今年8月13日(同14日)時点で打撃2冠と大きく飛躍。ブレーブスにはロナルド・アクーニャJr.外野手ら強打者が揃い、「良い打線が付いています」とマークが“分散”されるとバレンタイン氏。逆に、エンゼルスではマイク・トラウト外野手ら主力級に故障者が続出し、大谷への警戒度が増している。
メジャー最多の16敬遠と勝負を避けられることも多く、本塁打を狙える打席が少ないのが現状だ。それでもウエストンさんは「(それでも)私たちはオオタニにMLB本塁打王になって欲しいと思っています」と願った。
(Full-Count編集部)