2週間前までは「今後が楽しみだった」 大補強直後から悪夢…エ軍が示した現実

レンジャーズに出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
レンジャーズに出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルスは8月7連敗スタート…補強期限後に悪夢

 エンゼルスは、敵地で行われたレンジャーズ戦に0-12で敗れた。これで8月は3勝10敗。トレード期限が近付き補強を行うも、8月に入って7連敗スタートと、現状補強が成功したとは言い難い。米番組でも「これは上手くいっていない」と苦言を呈された。

 米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」では、トレード期限が近付き、補強を行った球団の戦績を紹介。売り手と買い手の狭間から「買い手」を選択した10チームの中で、7月28日(日本時間29日)から8月14日(同15日)に勝ち越したチームは2チーム(マリナーズ、カブス)だけだと紹介。補強が必ずしも勝利に直結しないという現実を示した。

 同期間で1番勝率が低いのがダイヤモンドバックスで4勝11敗。次いでエンゼルスの5勝11敗となっている。同番組の司会を務めるブライアン・ケニー氏は、「エンゼルスの今後が楽しみだった。ワオ。これは上手くいっていない」と番組内の映像を紹介。「エンゼルスは指をくわえて見るのではなく、マイナーのプロスペクトと交換してジオリト、何人かの主砲と中継ぎを獲得した。ジオリトはエンゼルスでの3先発中15失点を許している。トラウト、レンドンはまだILにいて、ネトもILに逆戻りだ」と苦境を嘆いた。

(Full-Count編集部)

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