助走無しの“振り返りロケット”は「エグすぎ」　走者クギ付けの鬼肩に場内騒然

ファウルグラウンドで好捕→そのまま振り返って強烈送球

■日本ハム 6ー0 ロッテ（16日・エスコンフィールド）

　日本ハム・万波中正外野手が、持ち前の強肩で場内を沸かせた。ファウルグラウンドでフライを好捕すると、三塁へ右腕をひと振り。ワンバウンドで強烈な送球を送り、「相変わらずの爆肩」「その体勢から放たれる送球じゃない」とファンを驚かせた。

　7回無死二塁の場面で、打者・山口が放った打球は一塁後方のファウルグラウンドへ上がった。右翼手の万波が激走してフェンス際でギリギリキャッチすると、振り返りながら三塁へワンバン送球。ボールは正確に三塁手へ渡り、二塁走者も進塁を諦めるしかなかった。好返球にファンからは歓声が上がり、ベンチの森本コーチも身を乗り出して拍手を送った。

　万波は5回にも右翼フェンス付近の打球をジャンピングキャッチするなど、打撃だけでなく守備でもチームに多大な貢献を見せた。ネット上のファンも「エグすぎる」「普通その体勢からこの送球は無理よ」「抑止力凄い」と驚いていた。

（Full-Count編集部）