異例の大合唱も…黙らせた大谷翔平の「22発」　63年間で5度の快挙、目の前に迫る頂点

カナダ放送局は、1シーズンで記録した敵地での最多本塁打を紹介した

　周囲の雑音も気にせず放った22本塁打が注目を集めている。カナダの放送局・TSNスポーツの「スタッツセンター」は、1シーズンで記録した敵地での最多本塁打を紹介。大谷翔平投手がエンゼルスの球団記録に迫っている。

　同メディアはX（旧ツイッター）で、エンゼルス選手の球団記録を投稿。トップは24本で、リオン・ワグナー（1962、63年）、マイク・トラウト（2019年）がマークしている。大谷は現在22本で敵地では残り18試合、記録更新は射程圏内だ。

　また、エンゼルスの球団創設は1961年。63年間の歴史の中で、敵地で22本塁打以上を記録しているのは、ワグナー2回、トラウト、大谷にトロイ・グロース（2000年・21本）を加えた5回だけだ。

　特に今季は、敵地での洗礼も受けた。15日（日本時間16日）にテキサスで行われたレンジャーズ戦では、打席中に「COME TO TEXAS」の大合唱が起きた。集中を削がれてもおかしくない状況で放った22発には、数字以上の価値がある。

（Full-Count編集部）