清原和博氏が準々決勝も観戦 親子Vまで2勝…慶応の集中打に「PL時代だったら、対戦は嫌」
勝児は6回に代打で出場し投ゴロ、打者一巡で2打席目が回るも三ゴロだった
第105回全国高校野球選手権は19日、大会12日目を行い、第1試合で慶応(神奈川)が沖縄尚学(沖縄)と対戦。スタンドには慶応の清原勝児内野手(2年)の父で、西武と巨人、オリックスで活躍した和博氏が姿を見せた。
和博氏は記者席後方のタイガースアイで観戦、代打で登場した勝児を温かい視線で見守った。6回先頭で投ゴロに倒れたが、直後に打線が爆発して一挙6得点を奪い逆転。打者一巡で回った2打席目は、三ゴロだった。
自身は1年生だった1983年からPL学園(大阪)の主砲として甲子園で活躍、5季連続で出場し史上最多の通算13本塁打を残している。1年夏と3年夏には全国優勝を果たした。
試合後、大会本部から発表したコメントは以下の通り。
「素晴らしいことですね。今日も大会屈指の投手に対し、6回の集中打は見事でした。ここまできたら慶応の力は本物でしょうし、1戦1戦、強くなっていると感じます。私がPL学園の時代だったら、こういうチームとの対戦は嫌ですね。(次男)勝児は厳しい球ばかりで結果は出ませんでしたが、次も勝児らしく、思い切り、悔いのないスイングをしてほしいです」
(Full-Count編集部)