慶応、107年ぶり夏制覇まであと1勝 第2回大会で優勝…悲願達成なら最長ブランク
優勝すれば1916年の第2回大会以来2回目で、最長ブランクとなる
第105回全国高等学校野球選手権大会は21日、甲子園で準決勝第2試合が行われ、慶応(神奈川)が2-0で土浦日大(茨城)を下し、103年ぶりの決勝進出を果たした。優勝すれば1916年の第2回大会以来2回目で、最長ブランクとなる。
慶応は2回、9番・小宅雅己投手(2年)の適時二塁打で先制に成功。6回には8番・大村昊澄内野手(3年)が右前適時打を放ち、貴重な追加点をあげた。投げては2年生エース・小宅が完封した。23日の決勝戦は、史上7校目の夏連覇を狙う仙台育英(宮城)と対戦する。
1916年の第2回大会に、慶応普通部として初出場。豊中グラウンドで開催され、12校が出場した。決勝では市岡中(大阪)を6-2で破って初優勝。1920年の第6回大会でも決勝に進出したが、関西学院中(兵庫)に0-17で敗れている。
(Full-Count編集部)