実は「最下位」だった大谷翔平の速球 米分析会社が指摘「球界屈指」に変貌させた要因

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平は「速球に動きが少なかった」と米分析会社

 エンゼルスの大谷翔平投手が“平均以下”を計測したのがフォーシームの動きだった。多くのメジャーリーガーが足を運ぶトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)に映像を公開。大谷はシンカーを導入したことにより、球界屈指の直球を手に入れたとしている。

 同施設のピッチングディレクターを努めるクリス・ランギン氏は「大谷の速球に動きが少なかったことが原因で、平均97マイル(約156.1キロ)を叩き出した速球のSTUFF+(球種の質を推定する指標)はリーグ平均レベルだった。平均96マイル(約154.5キロ)以上の速球を投げる先発投手のなかでは、リーグ最下位だった」と衝撃の事実を明かしている。

 ランギン氏は「ようやく大谷が上手くできないことを見つけ出したと思っている皆さん。しかし、2022年7月6日(日本時間7日)に大谷の速球は変わった」と証言。理由は「初めてシンカーを投げた」ことだった。

 ランギン氏は大谷が初めて投じたシンカーは「99.7マイル(約160.5キロ)を計測した。(今までの直球と違い)ユニークで(投手)有利に働く変化を生み出したのだ。平均的なシンカーより3インチ(約7.6センチ)多く変化する、内側18.5インチ(約47センチ)に変化する球を生み出した。昨季、彼のシンカーはMLB3位にランクインした」と進化した理由を説明した。

 さらにランギン氏は「2021年の初登板の初回にフォーシームを12球投げた。しかし、2022年最後の2登板を合わせても、フォーシームは合計で8球しか投げなかった。2023年には、球界屈指のシンカーを持ち球とした。この男に進化できることはまだ残っているのだろうか?」と“進化しすぎた”大谷に疑問を抱くしかなかった。

(Full-Count編集部)

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