「長続きするか心配」でも…大谷翔平は「878億円手に入れる」 WBC米国監督の契約予想
デローサ氏「疲労が目に見える形で表れています」も超大型契約予想
今オフFAとなるエンゼルスの大谷翔平投手は、どれだけの価値があるのだろうか。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」で、WBC米国代表監督を務めたマーク・デローサ氏が6億ドル(約878億円)契約を予想した。
同番組の司会を務めるブライアン・ケニー氏は「私はオオタニを獲得したいです。年俸4250万ドル(約62億2100万円)の6年契約を結びます。もし私がメッツ(のGM)であれば、年俸5000万ドル(約73億1900万円)の7年契約で契約します。これはメッツの予算の15%に値する額なので、これ以上提示することはできません」と私見を述べた。
するとデローサ氏は「それだと彼を獲得できませんよ」として「オオタニは、野球界初のグローバル・スターなので、私たちの予想より1億ドル(約146億円)多く払わないといけないと予想します」と強調した。
ケニー氏は「彼は素晴らしい選手ですが、もしあなたが編成担当なら、1人にいくらまで使いますか? そして、その選手は健康でないといけません」と、1選手に予算の15%以上費やすのは危険だと主張。現時点でトップはトラウトの16.7%で、エンゼルスについては「偏った予算編成で、試合に勝てていない」と批判した。
その上で、大谷にいくら払うかと聞かれたデローサ氏は「彼は本当に素晴らしい選手ですが、(二刀流の活躍が)長続きするか心配です。エンゼルスは今年、彼をかなり酷使しました。その結果、疲労が目に見える形で表れています。それでも、彼は6億ドル(約878億円)を手に入れると思います」と超大型契約を予想していた。
(Full-Count編集部)